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2006年07月21日

港町ネット幹事会報告

 7月19日(水)、尾道市で港町ネットの幹事会を開きました。
 まず、5月13日(土)に開催した定期総会及び第4回尾道大会のまとめをしました。その中で、会員資格、会計、港町ネットの大会のあり方、広報の方法、テーマ設定等、次回にいかすための意見交換をしています。
 また次回第5回大会を、9月初旬に今治市の島にて開催するよう準備していくことを確認しました。大会内容が決まり次第お知らせをします。

 会報紙は「港町ネット」とし、8月中旬に発行できるよう進めていきます。
 なお、港町ニュースとして、「今こんなことをやっています。」等、港や町のPR記事と写真を募集していますので、事務局へ送ってください。よろしくお願いします。

2006年07月20日

むろのつ13号発行

 「嶋屋」友の会の会報「むろのつ13号」(全44ページ)が発行されました。

 特集「祇園祭」として
『都市の祭礼・祇園祭』 米山 俊直さん
『瀬戸内海・播磨の祇園祭−牛頭天王とスサノオ−』 合田 博子さん
『正しく受け継ぎ次の世代に』 出島 昭男さん
『動く美術館 保昌山の胴掛けの復原』 守谷 忠彦さん
『鞆の津の祇園祭』 池田 一彦さん
『賀茂神社の夏祭について』 地主 喬さん
からの記事が載せられています。
 また、創刊以来続く「町並み探訪」「博物館遊歩」では、三河、遠州の東海道の宿場町として二川から舞坂、京都文化博物館が紹介されています。

 「嶋屋」友の会は、たつの市御津町室津にある二つの資料館(海駅館、民俗館)を拠点として幅広く文化活動をおこなう会です。文化による町づくりをめざし、地域文化の向上と全国各地との文化ネットワーク化につとめています。

「嶋屋」友の会事務局 電話079−324−0595

夏は、陽ざかり、雛ざかり。八朔のひな祭りin室津

 一般にひな祭りといえば3月3日ですが、室津(兵庫県たつの市)では、八朔のひな祭りといって旧暦8月1日に行いました。戦後途絶えていたこの風習を、2003年にまちおこしの一環として復活し、第4回目にあたる今年は8月19日(土)から8月30日(水)まで、室津の約30軒の家屋で雛人形を飾ります。

 期間中の関連行事として、室津海駅館では「八朔のひな祭り〜海辺の絵手紙展&押花展」を開催します。室津民俗館では、瀬戸内海を通じた交流として、引田(香川県東かがわ市)の雛人形が展示されます。また、8月25、26日は、「ひな遊び」と称して、各家でさまざまなイベントを行います。
 詳細は、室津海駅館(TEL079−324−0595)にお問い合わせください。

2006年07月14日

おのみち歴史博物館開館一周年記念特別展

開館一周年記念特別展「知られざる尾道仏教美術―浄土寺編」が、7月15日(土)〜9月3日(日)の間、開催されます。

 尾道は瀬戸内海のほぼ中央に位置し、美しい風光と自然の良港に恵まれて平安時代の昔から荘園米や内海物の積出港として経済的発展を遂げています。豊かな経済に支えられて市域には多くの寺院が立ち並び仏教文化の受容が行われてきました。
 このたび、「知られざる尾道仏教美術」シリーズの第一弾として取り上げる浄土寺は、飛鳥時代に聖徳太子によって開創されたと伝わり、瀬戸内地方を代表する古刹のひとつとして知られています。

 浄土寺は、鎌倉時代後期、尾道の有力者たちの懇請を受けて、奈良・西大寺の僧侶 定証がこの地を訪れ、嘉元4(1306)年に衰退していた七堂伽藍を再興しましたが、正中2(1325)年に火難のため堂塔が焼失しました。しかし、直ぐに尾道の富豪 道蓮・道性夫妻の発願によって再建され、現在、国宝に指定されている本堂や多宝塔をはじめとする数多くの文化財が伝来しています。
 本展では、これまであまり目にする機会がなかった浄土寺に伝わる未指定の文化財を中心に展覧を試みます。展覧を通じて、尾道がもつ高い文化と伝統を理解され、また先哲が残した文化遺産に対するに認識をさらに深めていただければ幸いです。
 最後に、本展を開催するにあたり、ご協力いただきました浄土寺をはじめ、多くの皆様に心から感謝の意を表します。(特別展あいさつより)

併設:尾道の出土文化財
中世の港町・尾道−尾道遺跡から発掘されたもの−
 尾道は平安時代末期、嘉応元(1169)年に備後国大田庄の倉敷地に公認されて以来、瀬戸内海の航路上、重要な拠点として繁栄してきました。第二次世界大戦の戦禍や戦後の大規模開発を免れた現市街地の地下には、現在でも中世から受け継がれてきた「港町・尾道」が包蔵されています。
 尾道市教育委員会では、昭和50(1975)年の第1次調査から現在まで190回を越える発掘調査を実施しており、中世の港町の様子が解明されつつあります。展示した写真からも、中世尾道の海岸施設と推定されるものや、全国的にみても珍しい大甕が2列に並んで埋められた状況、一度にたくさんの土器が出土した状況などがみてとれます。
 また、現在展示中の陶磁器や木製品など、その当時使用されていた生活用具が数多く見つかっていて、鎌倉〜室町時代の生活の様子がうかがわれます。陶磁器には中国製の青磁・白磁、備前(岡山県)焼、瀬戸(愛知県)焼、常滑(愛知県)焼、唐津(佐賀県)焼などがあり、広範囲の地域から尾道に運ばれてきていることが分かります。これらの陶磁器や碗や鍋などの素焼きの土器は、港町における交易品として扱われていただけでなく、尾道に住んでいた人々の生活必需品でもあったと考えられます。
 展示中の羽子板や杓子、下駄などの木製品も、当時の生活・文化について私たちに多くのことを教えてくれています。私たちは、昔の人々が残してくれたこれらの文化財から多くのことを学び、今後も市民のみなさんの御理解・御協力のもとに中世の港町・尾道の調査を続けていきたいと思います。(特別展ちらしより)